敦賀セメント敦賀工場

 
敦賀セメント敦賀工場

大実業家が創業したセメント工場
~経済だけでなく、文化振興にも貢献~

  見学について

工場内部の見学は不可。
公道や金崎宮の参道から工場の全景を望むことができます。

> 遺産所在地、アクセス情報はこちら

概要

福井県敦賀市にある敦賀セメントは、実業家の三谷弥平(みたに・やへい)が1935(昭和10)年に創業。敦賀工場建設に当たっては、敦賀湾に面し、原料が得られる石灰鉱山にも近いこの地が選ばれました。
80年以上も操業を続け、地域経済に貢献するだけでなく、福井市立郷土歴史博物館などの建設に際して多額の寄付を行うなど地域文化の発展にも寄与しました。

見どころ

大規模な工場や採掘場などが公道や金崎宮の参道から見学することができます。
参道の緑越しに望むNSPタワーは自然と巨大構造物のコラボを楽しむことができるでしょう。
社名やロゴが描かれた高さ50メートルの大煙突は工場のシンボルでしたが、2019年3月に撤去されたようです。

歴史を知る

1935年(昭和10) 敦賀セメント株式会社 創業
1937年(昭和12) 敦賀工場 操業開始
1941年(昭和16) 企業整備法に基づき、磐城セメントに合併される
1948年(昭和23) 集中排除法の適用を受け、同社より分離・独立し再び敦賀セメントとして発足する。
1974年(昭和49) 6号キルン(NSP)増設(現1号キルン)
1976年(昭和51) 秩父セメント(株)と提携
1980年(昭和55) 2号キルン(NSP)増設
1988年(昭和63) 敦賀工場新岸壁完成(水深10~14m 延長530m)
1990年(平成2) 石灰石専用船「敦和丸」就航
1994年(平成6) 提携先の秩父セメント(株)が小野田セメント(株)と合併し、秩父小野田(株)が発足、同社と提携開始
1995年(平成7) 新石山鉱山(岐阜県)操業開始
1998年(平成10) 敦賀工場 ISO9002認証取得
提携先秩父小野田(株)が、日本セメント(株)と合併し、太平洋セメント(株)が発足、同社と提携開始
1999年(平成11) 本店を福井県敦賀市に移転
2001年(平成13) 敦賀工場 ISO14001認証取得
2002年(平成14) 敦賀マテリアルセンター(TMC)完成
敦賀工場 ISO9001(2000年版)に移行
2004年(平成16) マテリアル事業部発足
2006年(平成18) 廃プラスチック受入れ建屋新築
2009年(平成21) SFPC製造出荷設備の完成
敦賀工場ISO9001(2008年版)に移行
2012年(平成24) 1000tクリンカサイロ新設
2013年(平成25) 北陸銀行よりエコリード・マスター制度認定
2015年(平成27) 創立80周年 工場正門を移転
2016年(平成28) 日本政策投資銀行と北陸銀行より、環境格付けに基づくシンジケートローンを受ける
2017年(平成29) 健康経営優良法人2017認定
新1号LLC竣工
石灰石専用船『気比つるが丸』(10,400t積)就航
2018年(平成30) 健康経営優良法人2018認定

※出典:敦賀セメント(株)ホームページ

周辺の情報

情報確認中

所在地

「敦賀セメント株式会社」
〒914-8686 福井県敦賀市泉2号6番地1

アクセス

<自動車>
敦賀インターから約10分

<電車>
JR敦賀駅からタクシーで約5分

お問い合わせ先

敦賀セメント株式会社
TEL : 0770-22-1100

   
上記は2019年7月11日時点での情報です。最新の見学情報、所在地、アクセス情報については、各施設の連絡先にご確認ください。