世伝御料地に造られた地下駅
~ 上野の新たな文化シンボルとして再生~
通常は外観のみ見学が可能。
2018年度には上野エリアにおける 新たな文化シンボルとしてリニューアル工事が行われ、アートプロジェクトなどのときに内部が公開されました。
(掲載画像はリニューアル工事前のもので、特別の許可を得て撮影しています)
概要
東京・上野にある京成電鉄の旧博物館動物園駅は、1933(昭和8)年に開業し、現在の東京国立博物館や上野動物園の最寄り駅として利用されました。皇室の御料地に建てられたため、駅舎は重厚な外観を持っています。乗降客の減少で2004(平成16)年に廃止されましたが、京成電鉄と東京芸術大が連携して改修されました。イベントなどのときに随時公開されています。
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見どころ
建設に当たっては御前会議での天皇陛下の勅許を得る必要があったため、荘厳な洋風建築となっています。
文化施設としてのリニューアルに伴い、駅舎出入り口には東京藝術大学美術学部長である日比野克彦氏がデザインした扉が取り付けらました。
歴史を知る
1932年3月26日
日暮里―上野公園(現京成上野)間工事施工認可
同9月 3日
日暮里―上野公園間工事着工
1933年12月10日
日暮里―上野公園間開通、旧博物館動物園駅開業
1945年6月10日
戦争に伴い日暮里―上野公園間運転休止
同10月 1日
日暮里―上野公園間運転再開(旧博物館動物園駅は休止継続)
1953年5月 1日
旧博物館動物園駅営業再開
1997年4月 1日
旧博物館動物園駅営業休止
2004年4月 1日
旧博物館動物園駅廃止
2018年4月19日
旧博物館動物園駅駅舎が東京都選定歴史的建造物に選定
同11月 2日
旧博物館動物園駅リニューアル記念式典を開催
同11月23日
廃止後初となる一般公開を行う(以後、随時公開)
上記、京成電鉄ウェブサイトより抜粋
周辺の情報
京成電鉄の特設サイトで御覧いただけます
所在地
「博物館動物園駅」
〒110-0007 台東区上野公園13番23号
アクセス
<電車>
京成電鉄京成上野駅、東京メトロ上野駅下車 徒歩12分
JR上野駅公園口、鶯谷駅南口下車 徒歩12分
東京メトロ根津駅下車 徒歩14分
お問い合わせ先
情報確認中