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大庄公民館(尼崎市)に行ってきました!

先日、尼崎市の大庄公民館を見学してきました。

昭和13年に大庄村役場として建てられた村野藤吾の作品。

戦前のモダニズム建築を堪能させて頂き、担当者の方にJヘリ的ないつもの質問を(笑)

「開かずの間はないですか?」とお聞きしたところ、和室の押入に天井裏に入る梯子があるとのこと!

特別に入れて頂けることに!!

中はやたらと広い空間で大きな特徴はないように見えますが・・・

何やら廃材が山積みになっている一角が。

中から何と旧日本軍の集合写真とガスマスクを発見!!

帰社後に調べてみると・・・

旧日本軍の集合写真は桃山御陵(京都)の大階段で撮影したようです。

撮影時期・部隊・メンバー構成は今の所不明です。

ガスマスクは戦時中家庭向けに作られた防空防毒面防空用市民防毒面吸収缶圓用二号 甲号のようです。

尼崎は軍需拡大のため工業都市として発展した街でもあります。

戦時中は大阪・神戸とともに焼夷弾による空襲対象となっていました。

そのため、村役場には防災本部が置かれており、防毒面を備蓄していたのでしょうか。

大庄公民館は建築としての価値も高いですが、戦争の記憶を閉じ込めている貴重な遺産でした。

機会があれば足を運んでみてほしい場所です。

前畑 洋平のアバター 前畑 洋平 総理事

1978年生まれ/神戸市在住/京都府宇治市出身
小学校の頃、ある映画に憧れて廃工場に秘密基地を作って遊ぶのがマイブームに。そのことがキッカケで廃墟に足を運ぶようになる。さらに日本中の廃墟を巡るうちに産業遺産という側面を持つことを知る。産業遺産は平和で豊かな日本を築いてくれた先人たちからのバトンのようなもの。しかし、それらの多くが人知れず解体されていく現状を目の当たりにする。
 ―このままでいいのだろうか?
そんな思いから、産業遺産が持つ歴史的価値や魅力を少しでも多くの人に知ってもらおうと、ヘリテージツーリズムを行うJ-heritageを立ち上げた。

著書に「産業遺産JAPAN(創元社)」、「幻想と異世界への扉 産業遺産(昭文社)」がある。
所属等:兵庫県地域再生アドバイザー、兵庫県ヘリテージマネージャー、総務省地域力創造アドバイザー、内閣府地域活性化伝道師、特定非営利活動法人芸法(理事)、湊川隧道保存友の会(幹事)、全国近代化遺産連絡協議会(協力会員)、鉱石の道推進協議会(会員)、近畿産業考古学会(会員)、神戸モダン建築祭(実行委員)

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